こんにちは
今日も見に来て下さってありがとうございます
本日の曲は
Puttin‘ On the Ritz(踊るリッツの夜)
粋で洒落た曲と詞がまさに非日常
お客様にもミュージシャンも大好きな曲です。
概要
”Puttin’ On The Ritz”(踊るリッツの夜)は
1927年 Irving Berlin(アーヴィン・バーリン)により作詞作曲され、
1930 同名のミュージカル映画の音楽として発表されました。
さて、まず最初に申しますのはこのIrving Berlin、
皆さん誰もがご存じなのですよ。
というのもあの”White Christmas”を作った方ですから!
そしてこの”Puttin’ On the Ritz”も
皆さん意外と耳にされているんですよ。
80年代にTacoのカバーで大ヒットしたし
「マツコの知らない世界」にも使われていますから!
参照動画
1.まさにパーフェクト、フレッド・アステアのバージョンを
素晴らしいダンスと共にお楽しみください
2.そして TACO(1982年)
↑このPVを初めて見た時の衝撃は今でも忘れられません。
シンセサイザーを使った不思議な響きに、TACOのエキゾチックな
風貌とダンスがちょっと怖くて印象的でした。
ちなみに最初の映像ではTACOが顔を黒人風に黒塗りにしたのが
問題となったため、現在YouTubeで見られるものは再撮されたものです。
(でも一か所黒い顔のままのカットあった(;'∀'))
ではちょっと歌詞のほうを見てみましょう
歌詞概要
※この曲は2023年1月1日にパブリックドメイン入りしているため
和訳を記載しております。
時代感のある背景も多いので注釈いっぱいです💦
Have you seen the well to do
Up on Lenox Avenue
On that famous thoroughfare
With their noses in the air?
裕福な連中を見たことがあるかい
レノックス・アベニューのあたりで
あの有名な大通りを鼻高々で歩いているのを
High hats and narrow collars
White spats and fifteen dollars
Spending every dime
For a wonderful time
シルクハットに細い襟の服
白いスパッツに十五ドル
持っている金を全部使って
楽しい時間を過ごそうとしているんだ
If you're blue, and you don't know where to go to
ハーレムで人々が集まってはしゃいでいる場所へ行ってみたらどうだい
みんな着飾って楽しんでいるんだ
スパンコールのドレスを着た洗練された褐色の美女たち
川沿いの地区からやって来た、ちょっとはみ出し者の連中も
みんな着飾って楽しんでいる
木曜の夜になると、素敵なボーイフレンドを連れて
みんな肩を寄せ合って社交を楽しむんだ
おいみんな、あの男を見てみろよ、あんなに着飾って
ちょっと俺には直視できないけどさ
まず、“The Ritz”はもちろんあの名門ホテル、ザ・リッツのことです。
そして “Put on the Ritz“と言うと「とびきりのお洒落をする」という
意味になります。
つまりオシャレしてこんな素敵な場所に出かけて楽しもう!
という歌です
■ Lenox Avenue(レノックス・アベニュー)
ニューヨーク・ハーレムの中心的な通り。
1920〜30年代はアフリカ系アメリカ人文化が花開いた「ハーレム・ルネサンス」の舞台。
■ “well-to-do”
「裕福な人」「小金持ち」。
ここでは、ハーレムで着飾って遊ぶ人々を指す。
■ “noses in the air”
「鼻を空に向ける」=「偉そうにする」「気取っている」という英語の慣用表現。
■ “high hats”
シルクハットのこと。フォーマルで高価な帽子。
■ “white spats”
靴の上に付ける白いカバー。
1920〜30年代のファッションで、金持ちの象徴。
まさにこれ!このスタイルです。
■ “fifteen dollars”
当時の15ドルは今の数百ドルに相当。
「かなりの出費をしている」というニュアンス。
■ “spending every dime”
「一文残らず使う」。
遊びに全力で金を使う様子を描写。
というキラキラな夜の世界へと誘うシンプルな歌です。
時代が時代ですので(1930頃)、
オシャレなスタイルといえばこんなスタイルなんですね。
Etc.
いかがでしたか?
歌を聴いてみると、最初の4小節の間ずっと続く同じコードが畳みかけるように迫ってきて
ちょっとミステリアスな空気。。
そしてそのまま一気にラストまで聞く人の耳を惹きつける不思議な曲です。
あと、歌詞が詰まっているので、
歌う時にはブレスのコントロールが大切です。
出だしは一息で7小節がんばりましょう!
この曲の持つドラマチックなメロディーは歌、ダンス、演技をより魅力的に
見せてくれる、「ステージで映える」1曲だと思います。
私はこの曲でベースをフィーチャーして、
フリーソロで始まってそして終わる、というアレンジでいつも歌っていました。
シンガーの方、ぜひレパートリーに加えて下さいね。
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