ジャズ詞解説ーJust Squeeze Me

 こんにちは

いつも私のブログを訪ねて下さってありがとうございます。


本日の歌は ”ぎゅっと抱きしめて”

Just Squeeze Me

です

 


概要

Just Squeeze Me は1941年、Duke Ellington(デューク・エリントン)により作曲、

Lee Gainsにより作詞されました。


デューク・エリントンの名曲はジャズに不案内な方でもたくさんご存じのはず。

・A列車で行こう(1941)

・キャラバン

・スイングしなけりゃ意味ないね

・イン・ア・センチメンタル・ムード

・Cジャム・ブルース

等があります


 


ちなみにスティービー・ワンダーの有名な曲、 “Sir Duke”のDuke” はデューク・エリントンのことです。









この Sir Duke のブラスのソロを全部歌うのは最・高~のストレス解消ですので

やってみて!

ブラバン出身者はみんなできるはず(?)


 

さて、本題に戻りまして

“Squeeze”って何だっけ…? とお思いのアナタ、

そうです、アレですアレ。レモンやオレンジを絞る=スクィーズです。




つまり「私をぎゅっと抱きしめて」ですね。

それもかなりの力でね、汁が出るほどに(笑)。!!




では歌詞を見ていきましょう



歌詞概要

※このテーマでは歌詞(英・日共)は著作権保護のため掲載しておりません。

適正な引用のみですが、歌の世界をお楽しみ頂ければ幸いです。


『おやすみ、を言うときはギュッと抱きしめて(*1)

 それはとてもセンチメンタルな気分 

 でも、あなたが行ってしまってから気持ちはブルー 

 また会える日を数えているの

 こんなに好きだなんて解らなかったわ 

 あなたも私のこと好きだって言って』


のっけから

(*1)

"Treat me sweet and gentle,

When you say good night,

Just squeeze me, but please don’t tease me.."


ですもの


”甘く、優しく、抱きしめて♥意地悪しないで…”

ってこんなセリフ言ったことないよ俺。


そう、これは可愛い(or 可愛くなりたい)女の子のための歌なんです。

ジャズのスタンダードの多くは

He を She に変えたり、またはその逆にすることによって

男性のシンガーも女性のシンガーも歌えるようになっています。


例えば、

“The Girl From Ipanema” は男性が主人公の歌ですが、

女性シンガーがこれを歌う場合は ”The Boy From Ipanema” になり、

"Tall and tan and young and lovely, the boy from Ipanema goes walkin'..."

となり、

振り向いてくれない彼の姿を目で追う女性の歌になります。


“But Not For Me”ならば

“I guess he’s not for me” を “I guess she’s not for me”

他の人と結婚していまう彼女を諦めようか、という歌になります。


日本の演歌などは男性歌手が女性の心を歌う

「女歌」が違和感なく存在していますが、


(『私馬鹿よね~ お馬鹿さんよね~』(細川たかし・「心残り」)


『あ~なたのそばでぇ~ああ暮らせたならば~

   辛くはないわ~この東京さば~くぅ~』(内山田洋とクールファイブ・「東京砂漠」)


『あなたぁ~のためにぃ~ 守り通した女の操ぉ~』(殿様キングス・なみだの操)

 などなど)。


英語詞では男性の歌、女性の歌ははっきりしていて

男性シンガーが女心を歌ったナンバーを歌う、という事はほぼありません。面白いですね


そういえば以前聞きに来てくれた外人と付き合っていた女友達、

この歌にえらく食いついていたなぁ…

きっとカレに使ったんだろうなぁ…

”George, just squeeze me…” とか言って。

(⇑ジョージ・クルーニーが浮かんだので)


上手くいったんかなぁ…

どっちでもいいけど。

 

閑話休題


 ま、そういった意味で

この “Just Squeeze Me”はキュートな口ぶりで恋人に甘える

まさに可愛い女性の歌なんですよね。

「女性だけが歌える歌」だなぁと思うと

ちょっと特別な気持ちになれて感情移入できる、

私にとってはそんな歌なのです。


歌う時は歌詞にある通り

Sweet and Gentleに歌ってくださいね♥

 


参照動画

Jane Monheit(ジェーン・モンハイト)の歌唱は

ソロ明けのメロディーフェイクが軽快でヒントになると思いますよ!


 

See you next time!







 


 



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